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FX税金について

FXの税金が、2012年から変更になっているのをご存じですか?
これを知っているのと知らないのとでは、話が大きく変わってきますから注意が必要です。

まずこれまでの税制では、FXやCFDの場合、総合課税でした。
これは、たとえFXの利益がほとんどなかったとしても、
所得税が大きくなればなるほど税率が高くなってしまい、
最大で50%が持って行かれてしまう計算になります。

そこで今回、税制改定に伴い、申告分離課税で一律20%までとなりました。
これまでも申告分離課税を選ぶことはできたのですが、
クリック365のような特定口座を利用しなければならず、不便なことが多々ありました。
これが申告分離課税に一本化されたことで、
スキャルピングなど低スプレッド・少額での短期売買も問題なくできるようになったというわけです。

このほかにもいくつか税制の変更はあるのですが、
一番FXに関わりが深いのは、損失の繰り越し控除が3年間できるようになりました。
これまでは法人口座でなければ、儲ければ税金が取られ、
損失をかぶっても何もしてもらえないという何とも不公平な状態でしたが、
これで多少はフェアになります。

ただし、この場合は損失が出た年も確定申告をしなければならないので、
その点だけは注意が必要です。

注意と言えば、もう1つ。
海外口座を利用していた場合は、話が少し変わってきます。
国内口座を利用していれば、申告分離課税ですが、
海外口座を使う場合は総合課税で雑所得扱いになります。
また、国内口座と海外口座両方でトレードをしている場合、
通算することができませんし、損失を繰り越し控除することもできません。

またこれは国内口座であっても同じですが、
海外口座から自分の銀行口座にお金を戻した記録は全て監視されていますので、
脱税はほぼ不可能です。
高レバレッジやカードによる入出金ができるなど、便利な海外口座ですが、
税制面では不利になることを覚えておきましょう。

身銭を切って技を磨き、
ようやく儲けたお金に多額の税金がかけられるのは何とも腹立たしいことですが、
こればかりは仕方がありません。
少しでも節税するためには、
個人事業主として青色申告をするか、
税制上有利になる法人口座での運用などの工夫が必要になります。

ある程度の利益が出るようになったら、一度専門家に相談してみるのも良いでしょう。
FXと確定申告はこちらもご覧ください。